ヨガマットの上に立つとき、ふと「もっと体が柔らかければ」「もっと時間が取れれば」「もっと集中できれば」そんな感じがすることはありませんか?
…まるで何かが足りないかのように感じる。でも、
それは本当にそうなのでしょうか?
私たちはしばしば、自分にないものばかりに目を向けがちです。
しかし、ヨガは、今この瞬間に自分の中にあるもの、既に満たされているものに気づかせてくれます。
硬いと感じる体も、呼吸をすることで少しずつ開いていく。忙しい毎日の中で、このひとときを自分に与えられていること。
集中が途切れても、また呼吸に意識を戻すことができる。
「不足」と思っているのは「不足感」そんな感じがしているだけで、実際ははもしかしたら私たちの心が作り出す幻想なのかもしれません。
今、ここにある自分をまるごと受け入れ、感謝すること。
それが、ヨガが教えてくれる大切なことの一つです。
内側には、既に豊かさが満ち溢れています。豊かさに気づき、育んでいきましょう。